ステンドグラスの窓なら璃房へ 東京から日本全国対応いたします
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- ステンドグラス制作のこだわり
引き出しからアイデアを結びつけ、洗練されたステンドグラスを制作します。
璃房の作品が、長い歳月を耐え、世代を超えて大切にされることを願います。
お施主様のイメージをお聞きしてデザインします。図案はイメージどおりか、変更への対応は?など気になると思います。璃房は1人で仕事をしていますので細かく対応いたします。抱いているイメージが漠然としていたり、言葉に出なかったとしても、会話の中からヒントを探します。設置場所には可能な限り出向き、背景や雰囲気を参考にガラスをイメージして図案を描き、良いデザイン案が浮かんだ時はご希望以外のご提案も致します。
アンティークガラスは年代物ではなく宙吹きで作られた手作りのガラスです。不均一でゆらぎのあるガラスは、大空をわたる風のように木々の葉を揺らし、光の表情を変えてくれます。1枚1枚表情が違うため、自分の目で見て良いものだけを選んでいます。
ドイツランバーツ社のアンティークガラス
クリアの流れ
タバコの煙のような流れ
ワニ皮のようなクラッケル
茶色のストリーキー
緑と白のストリーキー
青のグラデーション
マルチミックス
グリーンの濃淡
クリアから白、紫へ
ガラスの色検査
切り終えたガラスは自然光で検査します。施主様の立ち合いをお願いしていますが、来られないときは画像をメールします。イメージに合わないときは切り直します。
ステンドグラスは長く持ちこたえる技術が必要です。ガラスを何で繋ぐか、誰が作るかで強度も変わります。細かな表現にはコパーテープを使うことはありますが、璃房ではほとんどがケイム(鉛の線)を使用しています。
強度が必要な時には真鍮を使い、デザインの1部として太さに強弱をつけます。ケイムで組まれたステンドグラスは揺れも吸収しますが、カットが悪いとたわむので、正確なカットが強固なステンドグラスの第一歩です。作業は私1人で制作しますので作品にムラはありません。
1.正確にカットされたガラスは隙間もなく、たわみや割れの心配も軽減されます。
2.ケイムで組みます。基本は鉛の中に差込み。山の稜線はギザギザにつけ合わせています。太いラインには真鍮入りで強度を高めます。
3.大きなパネルには縦横数本に真鍮を使います。写真の作品は中心と両サイドに通してしているので立てても大丈夫です。ハンダメッキしてあるため、真鍮と他のケイムとの色の差は出ません。
4.璃房で使用しているケイムです。真鍮製のケイムや真鍮の芯が入ったものを組み合わせ使用します。使用するケイムでステンドグラスの寿命に影響します。特にドアの場合は強いケイムをお勧めします。
表現の幅を持ち、より良い技法を使います。フ食(エッチング)でないと表現できないもの。光の入り方を調整したかったり、表情を付けたいときには絵付けします。
青ガラスの色を薬品で抜いています。その後、黒、赤の順で焼き付けしています。
目を入れることによりハトの表情が豊かになります。陰影も付けます。
制作したステンドグラスのほとんどは璃房で取付けしています。通常の押縁を使用する場合は10ミリのケイムを使用します。はめ殺しの窓やドアにはYケイム、新Yケイムを使うこともあります。プロの工房出身なので多くの経験があります。遠方の方で業者さんに取付けていただく場合はこちらで直に取付け方法を打合せします。
ステンドグラスは全て修復できます。
修理費は割安にて致しますが、取外し梱包運搬の往復などは実費になります。
押縁の場合、木枠とビス止めがしっかりしていれば、コーキングせずお客様でも取外しができるようにしておくこともできます。
デザイン時、ガラスに負担のかからない形や細さにする。隙間無く組む。ドアにはクローザーを付ける。など『前もって割れない工夫をする事が最善の策です。』プロとアマの違いは耐久年数です。